通院4ヶ月で交通事故慰謝料いくらもらった?相場と実際のむちうち事例を比較

  • 交通事故,慰謝料,通院4ヶ月
悩み顔

4ヶ月もかかってやっと事故の怪我が治ったが、慰謝料はいくらもらえるのか・・・。

4ヶ月の治療が終わり保険会社から保険金額を提示されたが、妥当なのだろうか・・・。

治療期間は4ヶ月より短いけど自分の慰謝料がいくらになるか知りたい・・・。

このページをご覧のあなたは、このようなことでお悩みではありませんか?

このページでは交通事故の怪我で4ヶ月の通院をした方の慰謝料について解説しています。自分の通院慰謝料がいくらになるか気になる方は参考にしてください。

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通院4ヶ月で慰謝料はいくらになる?

事故から治療終了まで4ヶ月ほどかかってしまいました。慰謝料はいくらもらえますか?
通院慰謝料は治療期間や通院実日数で計算されるが、計算の基準は3種類あります。

通院慰謝料の基準は3種類ある

入院なし、通院4ヶ月(120日)、通院実日数45日の場合

  • 自賠責基準
    「通院期間」か「通院実日数の2倍」の少ない方に4,200円をかけた金額。
    120日 > 90(=45日×2) なので 90×4,200=378,000
  • 任意保険基準
    通院4ヶ月の基本額478,000円に、怪我の程度や通院実日数で調整された金額。
  • 弁護士基準
    <他覚所見のある怪我の場合>
    900,000
    <他覚所見のないむち打ちなどの場合>
    670,000

3つの基準は、どう使い分けられる?

  • 自賠責基準:慰謝料、治療費、休業損害などを全てひっくるめた支払総額が120万円以下の場合
  • 任意保険基準:支払総額が120万円を超える場合
  • 弁護士基準:弁護士が保険会社と交渉する、または裁判になる場合
入院なし、通院4ヶ月(120日)、通院実日数45日の場合基本の慰謝料額
自賠責基準378,000円
任意保険基準478,000円
弁護士基準900,000円(他覚あり)、670,000円(他覚なし)

実際にむちうちで通院4ヶ月した場合に慰謝料いくらもらった?

通院期間116日、通院実日数74日のケース

上記のケースで、被害者は通院慰謝料として65万円をもらっている(佐賀地裁唐津支部平成25年3月28日)。

これは、むちうちの場合の弁護士基準の慰謝料相場どおりの金額といえる。

通院期間115日、通院実日数52日のケース

上記のケースで、被害者は通院慰謝料として80万円をもらっている(東京地裁平成14年9月26日)。

これは、むちうちの場合の弁護士基準の慰謝料相場よりもさらに大きい金額になっている。

その理由としては、加害者が無過失を主張したことで、紛争解決までの期間が著しく長期化したことが挙げられている。

このように、裁判では具体的事情により、弁護士基準の相場以上の慰謝料をもらった被害者もいる。

弁護士基準の慰謝料を得るには

最も高額になるのが弁護士基準の慰謝料であることは先ほど伝えた通りだが、独自に保険会社と交渉しても弁護士基準まで増額する見込みはまず無いと言える。

受けとれる交通事故の慰謝料を弁護士基準にするためには、弁護士に依頼するのが最も確実だ。

弁護士に交渉を依頼すれば裁判までいかなくとも弁護士基準まで増額できる場合が多々あり、仮に裁判になってしまったとしても時間はかかるが煩雑な手続きなどは一任できる。

弁護士費用特約が無く、費用倒れが心配な方は、無料相談できる弁護士事務所を探して事前に確認するといいだろう。

通院期間や通院実日数が異なる場合

私の場合は上の事例とちょっと違うんですけど・・・。
誰でも手軽に使える慰謝料計算機があるので、ぜひ自分の場合を計算してみてください。

入院の有無、通院期間について

当サイトの慰謝料計算機を使えば入院しているケース、通院期間が4ヶ月より長い・短いケースでも、自動計算することができる。

保険会社の提示額が計算機の計算結果と開いてる時は弁護士に無料相談してみるのがいいだろう。

通院実日数について

通院実日数が異なる場合も、当サイトの慰謝料計算機を利用できるが一つ注意点がある。

それは、交通事故の慰謝料は通院日数が影響する場合もあるということだ。

そのため、「軽傷・むちうち」の場合には、同じ通院期間でも「通院実日数」の項目に入る数値によって算出する慰謝料の金額が変わってくる。

なお、現在通院中という方は、交通事故の治療の流れを確認してもらった上で、、症状固定後に改めて慰謝料計算機で慰謝料を計算してみてほしい。

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いかがだったでしょうか?

この記事をお読みの方には、「通院4ヶ月で交通事故慰謝料いくらもらった?相場と実際のむちうち事例を比較」というテーマに関して、理解を深めていただけたのではないでしょうか。

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交通事故の通院慰謝料Q&A

通院4ヶ月で慰謝料はいくらになる?

慰謝料は、①自賠責保険会社基準②任意保険会社基準③弁護士基準のいずれかに基づき算出されます。入院なし、通院4ヶ月(120日)、通院実日数45日の場合、基本の慰謝料額は①自賠責基準:378000円②任意保険基準:478000円です。③弁護士基準については、他覚所見の有無によって金額が異なり、ある場合は900000円、他覚所見のないむちうちの場合は670000円になります。 3つの基準の使い分けは?

むちうちで4ヶ月通院した人は、いくらもらった?

通院期間116日、通院実日数74日のケースでは、被害者は通院慰謝料として65万円をもらっています(佐賀地裁唐津支部平成25年3月28日)。これは、むちうちの場合の弁護士基準の慰謝料相場どおりの金額といえるでしょう。なお、加害者が無過失を主張したことで紛争解決までの期間が著しく長期化するなど、具体的事情があった場合に、弁護士基準の相場以上の金額をもらえたケースもあります。 通院4ヶ月の慰謝料判例をチェック

交通事故の慰謝料はいくらもらったら妥当ですか?

通院期間だけでなく、入院の有無や実際に通院した日数などで慰謝料が異なる可能性があります。また、軽傷・むちうちなのか、その他の他覚的所見のある怪我なのかでも慰謝料の金額は変わるものです。慰謝料の大まかな相場を知るには「慰謝料計算機」が役に立ちます。 便利な慰謝料計算機なら自動計算

この記事の監修弁護士

岡野武志弁護士

アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。

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